睡眠と心の関係(1)の続きです。
まだ前回の記事を読んでいない方はこちらへ。
今回は、睡眠と心における負のスパイラルに陥らないために、未然に防ぐためにできることについて書いていこうと思います。
前回にも書きましたが、睡眠はヒトにとって無くてはならないものです。
ですが、日々の生活で受けるストレスや不安、食生活や生活環境などの様々な影響で良い睡眠が取れないヒトも多くいます。
物理的に解消できるものであれば、改善をすることも可能ですが、そうでない場合は自分だけではどうにもならないこともあるのです。
例えば、人間関係から来る悩みなどで心配で眠ることができなかったり、眠りが浅く疲れが取れない。
いくら自分がどうにかしようと思っても、自分ひとりで解決できることではなかったりします。
そんな時、どうしたらよいでしょうか。
・誰かに相談する
・何となく忘れようとする
・全く違うことをして気分転換する
・好きなことをする
など、いろいろと考えられます。
中でも、誰かに話すことは一人ではないという事に気づき、心が軽くなるとても良い方法です。
悩みがあるときはどうしても内に閉じこもりがちで、どんどん考え込んでいってしまう傾向があります。
誰かに相談と言うよりは、「聴いてもらう」ということですね。
日々、心に溜め込んでいる感情や思いを吐き出すことも大切なこと。
溜め込んでいた気持ちが火山のマグマのように、どんどん溜まって爆発・・・。
なんてことになったら、心と体に大きなダメージを追ってしまいます。
そうならないためにも、「あれ、ちょっとおかしいかな」と思ったら心のバランスを取り戻す手立てを考えましょう。
他にも、自分の好きなことをしてリフレッシュするのも良い方法です。
運動が好きなら軽く汗を流すくらいの適度な運動を。
読書が好きなら、集中して本を読める環境の中で読書を楽しむ。
美味しいものが好きなら気の合う友達と楽しみながら食べる。(一人で食べるよりは、人と一緒に)
眠るのが好きなら、快適な睡眠環境を作ってから眠る。
これらの事はごく一部ですが、基本は自分がスッキリして楽しめることが一番です。
重要なポイントとしては「心の快適」です。
中途半端にやってしまっても、何だかスッキリしないで終わっちゃったなぁとなる事があります。
それよりは、スッキリした~!と思えた方が良いですよね。
そのためには、やはり環境を整えること。
誰と?いつ?どこで?何を?どうする?
基本の5W1Hみたいですね^^;
ですが、心が疲れているときこそ、これは大切で、心がけて欲しいと思います。
さて、心と体、そして睡眠は密接に関係しているとお話して来ました。
どれか一つのバランスが崩れると、全体のバランスが不安定になることもわかりますね。
睡眠が上手く取れないからといって、眠れないことだけにフォーカスをし、そのことだけの対策を考えていてはバランスを取り戻すことはできません。
眠れない原因は何か。
例えば、上記のようにストレスが原因だった場合はストレスの解消を。
家に閉じこもり気味で眠りが浅かった人が外に出て日の光を浴び、軽く散歩をしたら眠れるようになった、と言うのは体の問題です。
このように、あるひとつのことだけを見てしまうと、何が原因なのかを見失ってしまいます。
木を見て森を見ず。ですね。
次回は心と睡眠に役立つハーブとアロマのレシピをお伝えします。