世の中にはわからない事や科学で解明されていないことがたくさんあります。
自分は知らなくても、周りの人は知っていることもあります。
その逆に、自分は知っていても周りの人が知らない事もあります。
すべてを知るということは不可能です。
知らなければ誰かに教えてもらえばいい。
自分で学べばいい。
知らなくて良いのなら、知らなくてもいい。
すべては自分の選択にかかっています。
科学が進んだ現在でも、解明できないものはたくさんあります。
例えば幽霊や魂など。
科学的に解明されていませんが、その存在を信じている人はたくさんいます。
でも、信じている人の中でも定義が違ったり、線引きがあったりするのです。
だから同じ信じてる人同士が話をしても、お互いの意見が違ったり、新しい考え方に驚いたり。
自分の中の基準があるんですね。
私も科学で解明されていない見えないものを信じている人の一人です。
なぜ、信じるようになったのか。
私はおばあちゃん子で、いっつも祖母にくっついていました。
だから祖母からろいろな話を聞く事ができたのです。
私の祖母は見えないものが見える人だったのですが、自分ではあまり気が付いていない天然なタイプでした。
ほら、誰かお客さん来たよと見に行くと誰もいない。
あれ、あそこの人どうしたんだろうね、ずっと座ってるよ。（私には見えません＾＾；）
そして昔よくテレビで放送されていた「あなたの知らない世界」。
心霊現象をドラマ化したものなのだけど、これを好きでよく見ていました。
いつも一緒の私は、小さいながらにこういう世界があるのかと興味を持ったのです。
だから小さい頃からそういった見えないものに関して興味があって、さらに怖いという感情よりも不思議で楽しい！と私は思っていたんですね。
そのあと、超能力ブームやらなんやらでオカルトブームが始まり、不思議なものに関心を持つ人が増えましたね。
しばらくするとブームは去っていきましたが、そういう目に見えないものがあるというものを信じる人も増えたように思います。
数年が経ち、私はある不思議な経験をします。
犬を飼い始めてから数年、しつけを失敗してしまいドッグトレーナーにお願いをしたのですが、断られ、途方に暮れていた時に見つけたバッチフラワーレメディというもの。
バッチフラワーレメディはいわゆるエネルギー療法です。
花のエネルギーを転写したレメディを犬に与えます。
なぜ、ここにたどり着いたのかは思い出せませんが、きっと必要があったから目に付いたのでしょう。
なんせ、そのおかげで今があるのですからね。
その後、重篤な病気にかかってワンコは他界してしまいました。
あまりにも短い命で、あの子は幸せだったのだろうか、そんな風に考える日々。
この時に、アニマルコミュニケーションにも出会いました。
ワンコが旅立って初七日を迎えた日、天井から足音が聞こえてきました。
トトトトトットトトトトッ。
軽快な足音。
今までそんな音を聞いたことはありません。
もちろん、ネズミなども出たことはないのです。
その時、フッとワンコが挨拶しに来てくれたんだ！そう思ったのです。
ワンコは脳障害で歩くことも儘ならない状態で旅立っていったのです。
走ることが大好きだったワンコが、今はこんなに走れるんだよ！と教えてくれたのだと思います。
不思議なことに、その日以来、足音はピッタリとやんでしまいました。
足音を単なるネズミだと思うか、ワンコが来てくれたと思うかで、心の温かさが変わってきます。
目に見えないものは信じられない。
それはそれでも良いと思うのです。
でも、もし、信じる事ができたなら、感じる事ができなかった気持ちや感覚を持つことができるかもしれない。
超能力とかそういう力ではなく、もっと人が根本で持っている心の力です。
ペットロスの人は最愛の子を亡くし、悲嘆にくれます。
頭と心がちぐはぐになってしまう事もあります。
そんな時に、何かいつもと違う事があったり、見えたり、聞こえたり、匂いがしたリ。
それをどうとらえるかはその人次第。
でも、何かその子を感じたのであれば、疑わない事、否定しない事。
その感じを受け入れることで、心が喜ぶのです。
今、自分の目に見えているものは、他の人が見たら違うものが見えているかもしれません。
目に見えているものがすべてではないのです。
そこに心で感じるものや、肌に感じるもの、いろいろな感覚が加わって心に届きます。
目に見えないものを信じられたとき、新しい世界が広がるかもしれません。
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