睡眠と心の関係の3回目。
今回はハーブやアロマを利用したケアをお伝えしていきます。
睡眠と心が密接に関係していることをお話してきました。
心のバランス、体のバランスが崩れると睡眠に影響が現れてきます。
また、睡眠が上手くできないと心と体に影響が出ます。
一番は全てのバランスが整っている事。
とはいえ、ストレス社会に生きている私たちは、何かしらバランスが崩れている事が多いのが現状です。
そこで、少しでもバランスを取り戻す手助けをしてくれるのが植物の力です。
植物の力。
ハーブやアロマセラピー、そしてもちろん、野菜も。
身近なもの、手に入れやすいもの、続けられるもの、毎日使えるもの。
野菜などは食事の時に食べますよね。
この野菜にも栄養素がたくさん含まれています。
食物繊維、ビタミン類、ミネラルなど、様々な栄養が入っているんですよ。
だから、食事の際は必ず野菜を摂るようにしましょうね。
さて、ハーブやアロマはというと。
ハーブはハーブティで飲む事が多いですね。
他にもアルコールで成分を抽出したチンキ剤や、パウダー状にしたパウダー剤など、様々な形があります。
でもやっぱり、手軽に利用したい、簡単な方が良いという人は多いのでは。
手軽にすぐに、というのであればアロマセラピー。
こちらは精油を利用しますが、植物の精油成分がギュッと濃縮されたもの。
ハーブより香りが強いのが特徴です。
濃度が高いだけに、使用方法も気をつける点はありますが、きちんと使えば良いサポートをしてくれます。
では、眠れない時に使えるレシピをお伝えします。
<ハーブ>
◎ホットミルクティー(200ml)
・ジャーマンカモミール 2g
・牛乳 適量
ジャーマンカモミールで濃い目のハーブティを作ります。
そこに温めた牛乳を入れて完成!
お好みで蜂蜜などを入れるとより心がほっこりします。
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◎ハーブティー(200ml)
・リンデン 3g
・オレンジフラワー 2g
優しい香りで気持ちが落ち着くハーブティ。
オレンジフラワーは少し苦味があるので、量を加減しても良いですね。
体を温めてくれる作用もあるので、寒くなる季節にお勧めです。
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◎ティンクシャー(チンキ)
・バレリアン 6g
・セントジョンズワート 4g
・ウォッカ 80ml
考えすぎやストレスなどで気分が落ち込み眠れない時に。
バレリアンはかなり独特な香りがするので、ティーで飲むのは無理な人が多いんです。
でも、セントジョンズワートと同様に、心を鎮める作用があるので眠れない人にはお勧めのハーブ。
ウォッカで成分を抽出し、それを飲み物などに入れて飲むことで、独特な香りも多少は緩和されます。
私はそのまま直接飲んでしまいます^^
ティースプーン1杯程度を飲み物に入れて飲んでください。
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<アロマセラピー>
◎芳香浴
・ラベンダーアングズティフォリア 1滴
コットンなどに1滴垂らし、眠る前にベッドサイドにおいておく。
ラベンダーは心をリラックスさせる作用があります。
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◎入浴剤
・天然塩 40g
・精油 5滴まで
38度くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かることでリラックスができます。
自分の好みの香りの精油でも良いですし、ラベンダー、ユズ、ヒノキなどもお勧めです。
精油はお湯に溶けないので、必ず最後はシャワーで体を流してくださいね。
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この他にもトリートメントやクリームなど、いろいろな方法はあります。
ハーブやアロマを利用する方法は工夫次第でどんどん増えていきます。
お薬に頼ることも時には必要ですが、自然の力で改善していけると良いですよね。
今後も生活に役立つお話をしていこうと思っています^^