春ももう目の前。
だいぶ暖かくなってきましたが気温差で体調を崩される方も多いですね。
インフルエンザも猛威をふるい、私の周りでも寝込んでいる人が少なくありません。
体調が悪いときは無理をせず、早めに休むことが一番ですが、つらい時はすぐに病院へ行くようにしましょう。
通常の風邪は安静にして栄養をしっかり摂れば回復していきますが、インフルエンザはそうもいきません。
ウィルスが様々な細胞を侵食し、体にダメージを与えてきます。
命の危険もあるインフルエンザ。
もしインフルエンザにかかったと思ったら、すぐに病院へ行きましょう。
さて。
インフルエンザも風邪もそうですが、安静にしていても体力はどんどん奪われていきます。
治りかけの頃、体がだるく感じる人も多いと思います。
全身の細胞が闘っているので体力を消耗しているのですね。
そんな時、私はハーブで体のケアをします。
難しいことはありません。
ただ、ハーブティーを飲むだけ。
たったそれだけでも体に変化が出てくるのは、やはりハーブにはたくさんの栄養素や機能性が備わっているから。
単なる嗜好品のお茶としてではなく、メディシナルな使い方をすればとても効果的なのです。
では、実際に私が風邪の治りかけの時に飲んでいるレシピをお伝えいたしますね。
◎ 風邪の治りかけケア ◎
・ローズヒップ
・ハイビスカス
・マテ・レモンバーベナ(レモンバーム、ペパーミントなどでもOK)
基本はそれぞれをティースプーン1杯程度でカップ1杯分です。
好みでそれぞれの量を増減してください。
高い熱で壊れてしまった細胞の修復にビタミンCが効果的なので、ローズヒップを。
ハイビスカス、マテは代謝のアップに。
その中でもマテは「飲むサラダ」と言われるほどカルシウムやビタミンなどが多く含まれているので、体調の回復にとても有効です。
レモンバーベナなどは消化機能の促進ですが、味を整えるために追加です。
ハーブティーはこれが正しいというものは実際のところありません。
美味しいか美味しくないかはその人の味覚次第ですが、合わせ方に間違いはないのです。
いかに有効に体に合わせて選ぶことが出来るか、なのですね。
ただし、お薬の服用をしている場合は禁忌があったり、妊婦さんには避けたほうが良いものもあります。
ですので、そういう場合はきちんと調べてから利用しましょうね。
ハーブティーは温かいまま飲むようにします。
風邪の治りかけの体に冷たいものはあまりよろしくありません。
免疫の活動は体温が高いほうが本来の働きをしてくれるからです。
ですので、温かい飲み物で体の中を暖めてあげる方が良いのですね。
またハーブティーにすることで、直接食べるよりも体の中に成分が吸収されやすくなっています。
食欲がなくても、水ものなら喉を通りますよね。
のどが痛いときには上記のハーブにウスベニアオイ(マローブルー)を追加すると、喉の粘膜保護になります。
このように、ハーブティーと言ってもメディシナルな利用法をすることで、体の不調や改善にとても役立つのです。
単なるオシャレだからとか、嗜好品としてだけでなく、こういった使い方が出来る人が増えて欲しいなぁと思っています。
基礎からはじめるメディシナルハーブ講座を今後開講予定です。
ぜひチェックしてくださいね。