私の好きなハーブの一つ、ローズマリー。
ローズマリーと言って思い出されるのは何でしょう。
アロマやハーブのお勉強をされた方なら、若返りのハーブ!と声が上がりそうですね。
あとはお料理に良く使われるハーブとか。
そうそう、若返りのハーブとしての有名な逸話があるのでちょっと紹介を。
ハンガリーの王妃エリザベートがこのローズマリーの入ったハンガリアンウォーターを使った事で見る見る若返り、当時70代であった王妃にポーランドの王子が求婚したとされる。
本当は美のためにハンガリアンウォーターを使ったわけではないそうなんですけどね、ローズマリーの抗酸化作用で細胞の若返り促進になったんでしょうね。
というローズマリーの若返りに関するお話ですが、今日は「ハーブを食べる」というテーマなので、お料理のハーブとしてのお話をしようと思います。
イタリア料理やフランス料理でよく香り付けや臭み消しなどに使われていますね。
ローズマリーの香りはとても清々しくどこかピリッとした食欲をそそられるものです。
味は口の中に入れると爽やかな香りが広がり、ちょっとした苦味がありますがお料理の味を引き立ててくれる良いスパイスになります。
淡白な味のものに相性が良いようで、私はジャガイモや白身魚の料理に使っていますよ。
ちなみに、私はお料理が苦手です^^;
特に和食はできません、と言っても良いほど苦手なのです。日本人なのに。
まぁ和食が苦手と言う理由ははっきりとあるんですが、それは置いといて。
ハーブを使えば、お料理が苦手な人でも美味しくできてしまうものなのです。
では、お料理が苦手な人でも美味しくできるレシピを紹介しますね。
◎ ローズマリーポテト ◎
①じゃがいもの皮をむき一口大にカットします。
②じゃがいもを茹で取り出しておく(多少芯が残ってても大丈夫)
②-A (ここでひと手間)茹でる時にローズマリーを一緒に入れて下味をつけるとGood
③フライパンにオリーブオイル、ローズマリーを入れて熱し香りを出します。
香りが出たらローズマリーを取り出します。
④③に茹でておいたジャガイモを入れ、塩などで味付けしお好みの加減まで炒めます。
④-A (ポイント)オイルの量を多くすると揚げ焼きができ、外がカリッと仕上がります。
お皿に盛って完成!
このレシピのポイント
・ローズマリーはフレッシュ(生)ハーブでの利用がおススメ
(ドライでもOKですが、取り出すときに少し手間がかかります)
・ローズマリーに火を通しすぎない
(火を通しすぎるとえぐみが出てきます)
・ジャガイモはあとで炒めるので下茹では軽めで大丈夫
・味にパンチを出したい時はにんにくなどを加えて炒めると良い
・あらかじめローズマリーオイルを作っておくと便利です
と、こんな感じで誰でもローズマリーがあれば簡単にできちゃいます。
あれ、ディルのときもジャガイモだったような・・・^^;
万能なジャガイモ!バンザイ(笑)
お酒のおつまみにピッタリなローズマリーポテト、ぜひお試しください^^
上記で出たローズマリーオイルの作り方も載せておきますね。
オイルボトルにローズマリー(ドライでもフレッシュでもOk)を入れ、ハーブがかぶるくらいまで(ボトルの8分目くらい)オリーブオイルを入れます。
そのまま直射日光の当たらない常温で2~3週間置いておきます。
その後、中のハーブを取り出し完成です。
ハーブを取り出すほうがカビの発生などが出にくいですが、入れっぱなしでも早めに使い切れば大丈夫です。
このローズマリーオイルはサラダのドレッシングで使えたり、ちょっとした炒めものでも使えるのであると便利ですよ。
このオイルににんにくや鷹の爪を入れたり、アレンジオイルも出来ますよ。
では最後にローズマリーをちゃんと紹介しましょう。
ローズマリー(学名:Rosmarinus officinalis) シソ科
抗酸化作用が強いハーブで「若さを取り戻すハーブ」「記憶力を増強するハーブ」として知られています。
ここ数年は精油のローズマリーで認知症予防ができると話題になってましたね。
また血行を促進したり、消化機能の促進をし、体の強壮に役立つハーブです。
妊娠中のかたは使用を控えたほうが良いのですが、食事で少し摂るくらいであれば問題はないでしょう。
犬への使用ですが、ローズマリーももちろん使えます。
心臓ケアのサポート、消化器の不調に、神経過敏など。
ティーやパウダーで食事と共に与えたり、オイルに混ぜて外用としても使用できます。
我が家のワンコは時々、上で紹介したローズマリーポテトの味付けなしバージョンを食べています。
ジャガイモ好きなワンちゃんに、おやつで作ってあげるのも良いかも^^
犬もハーブを好きな子は多いです。
手作りご飯やおやつにちょっぴり混ぜてみてはいかがでしょう^^