あなたには大切な家族はいますか?
2本足の家族、しっぽのある家族、羽の生えた家族・・・。
自分にとって大切と思える存在。
一緒に時を過ごすということはとても幸せですよね。
こんな時がずっと続いて欲しい。
そう誰しもが願うはず。
でも生きているものは人であっても動物であっても、歳をとり、やがて旅立つ時がやってきます。
それは全てに等しくいえること。
限りある時間をどのように過ごすのか。
あの時に戻りたいと思っても時を戻す事はできません。
我が家の大切な家族である愛犬くん。
シニアに突入した8歳です。
食事や運動など、気をつけてはいたのですがヘルニアになってしまいました。
なってしまったものは嘆き悲しんでも仕方がありません。
これ以上悪化させないように、少しでもワンコが楽になるように、できることをしていくだけ。
今日は大切な家族のためにできることについて書いてみます。
ペットが病気になった時、後悔をする飼い主さんがとても多いです。
なんでもっと早く気がついてあげられなかったのか。
何が悪くてこんな事になってしまったのか。
なんで、なんで・・・。
大切に思うからこそ、この現実を悲嘆し、後悔をします。
でも、起きてしまったことに対してできることは、後悔をする事よりも今どうするか、これからどうするかを考える事。
ただ悲しみに暮れている家族を見て、病気の子はどう思うでしょう。
もし、あなたが病気になって、悲しんでいる家族を見た時、どう思いますか。
いまあなたが感じたことを、動物たちも思っています。
だからこそ、今自分ができることをする。
考えたって変らないのであれば、何か行動を起こすしかありませんよね。
それが目に見えないものであっても、後ろではなく前を見て進んでいく。
やらないよりは、やった方が何かしらの結果が出てきます。
そして、やらなかった時、後悔をすることが多いのも良くある事。
難しい事や専門的なことができれば良いのかも知れませんが、ほとんどの人はできません。
時間がある人は勉強してやってみるのも良い事です。
ですが普通の飼い主さんにもできることってたくさんあります。
毎日優しく声をかけてあげる。
たくさんスキンシップをとってあげる。
栄養のある愛情たっぷりな食事を作ってあげる。
これって普通の生活でもやっている事ですよね。
あとは気温の変化や体調を見て適切な対応をしてあげる。
マッサージをしてあげるのも良いですよね。
そして一番大切なことは、「安心してね、大丈夫だよ」と心から伝えてあげる事。
悲しんでいるママよりも、優しく微笑んでくれているママの方が安心しますよね。
無理をせず、自分でできる精一杯の事をする。
これが私は大切な事だと思っています。
私も愛犬がヘルニアになり、いろいろ調べて勉強しました。
そして今できる事が何か考え、実行しています。
何かあった時に、あの時行動していればと後悔はしたくないのです。
とはいえ、行動をしても後悔をする事もあります。
ひとは、もっともっとと上を目指します。
その上と言うものは限りがなく、先が見えません。
でも、やったという事実は残り、それが後悔の大きさの違いになるのです。
この後悔については、ペットロスで顕著に現れ飼い主さんを苦しめる事になりますが、そのお話はまた機会があったら。
今、あなたが愛犬のためにできることはなんですか?
病気やシニアじゃなくても、元気な若い子でも、時はどんどん進んでいきます。
今、自分でできることをたくさんする。
無理にするのではなく、自分もペットも楽しみながらするのがポイントです。
ぜひ今日から、できることをやってみてくださいね。