【アグリモニー】ハーブとフラワーレメディ2

ハーブとフラワーレメディ、第2回目はアグリモニーです。

英名アグリモニー。

学名Agrimonia eupatoria  バラ科の多年草

草丈は30~50cmくらいで黄色い花をいくつもつけ、見た目はとてもかわいらしい元気な姿です。

学名にあるeupatoriaは「良き父」という意味。

ハーブとしてのアグリモニーは、消化器系に働きかけ、消化不良、食欲不振などに利用されます。

 

黄色という色は、危険を表す色とよく言われますが、花の黄色は見ている人の心をパッと明るくしてくれますよね。

アグリモニーの黄色い花を見てみると、茎を中心にぐるっと咲いているのがわかります。

周り全てに「私のこの姿を見て!ほら、明るくなるでしょ!」と言っているように見えてきます。

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フラワーレメディのアグリモニーの指標は

「表面では明るく振舞っているが心の内側には苦悩を隠している」 というもの。

アグリモニーを必要としている人は、他人に自分の不安や悩みを知られないように振舞います。

病気であっても、とてもつらい事があっても、決してその事を態度や表面には出しません。

ですので、一緒にいる人たちには不安や悩みを抱えているとは感じないのです。

このような状態で、ストレスが溜まってくると、暴飲暴食に走ったり、胃腸の働きが上手く働かず胃もたれや胃腸炎などになる可能性もあります。

 

ハーブのアグリモニーの適応、覚えてますか?

消化器系に作用するハーブでしたね。

この作用と心の関係がアグリモニーに表されているのではないでしょうか。

さてもう一つ、前に戻ってみると、学名のeupatoria。

これは「良き父」という意味からの派生だとか。

良いお父さんのイメージはどんな感じでしょう。

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疲れているのを見せず、笑顔で子供たちに接している。

苦労しているかもしれないけれど、それを見せずに安心感を与えてくれる。

そんなお父さんなのではないでしょうか。

これもまた、アグリモニーを表していますね。

 

次回はビーチです。

 

<参考図書>

英国流メディカルハーブ
バッチフラワー花と錬金術

 

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