ハーブというと一番最初に思いつくのがハーブティだと思います。
みなさん、ハーブティーは飲んだ事ありますか?
好きですか?嫌いですか?
ハーブティー、好き?と聞くと、それ程でも・・・と答える人が多いように思います。
ハーブに携わっている人たちは好きと答える人のほうが多いと思いますが、そうでない人たちにはちょっと日常的には飲まないものになっているようです。
それは何故?
ひとつはハーブティーを入れるのが面倒だから。
市販されているティーパックのものであれば紅茶と同じようにお湯を注ぐだけですが、種類も多いし、どんな味がするかわからないものを購入するのは意外と勇気が要ります。
リーフで購入する場合も、いちいち何gか量って入れるのも、面倒に感じる人もいるんですよね。
そしてもう一つは、以前に美味しくないハーブティーを飲んで、ハーブティー=美味しくないと思っているから。
これ、割と多いんではないでしょうか。
正直なところ、苦味が強かったり、美味しくないハーブティーもあります。
私はステビアやリコリスなどの甘味の強いハーブティは嫌いです。
でも、これが美味しいと思う人もたくさんいますし、市販されているブレンドハーブティーには入っている事が多いハーブです。
また、ペパーミントの様な清涼感のあるハーブが苦手だという人もいますし、スッキリした味わいが好きな人もいます。
このように、自分は好きでも他人がどう思うかはわからないんです。
なので、一概にこのハーブティーは美味しいから飲んでみて!と言った所で、その人の趣味に合うかはわかりません^^;
せっかく良いものをおススメしたのに、苦手になってしまったらもったいないですよね。
もし、誰かにハーブティを提供する立場だったら、好みを聞いてみるのが良いかも知れませんね。
さて、ハーブにはたくさんの成分が入っているのをご存知でしょうか。
ビタミンやミネラル、食物繊維、お薬の元になる成分なんかも入っていたりします。
そういった成分を上手く取り入れる事で、生活習慣の改善や健康維持のサポートにもハーブは大活躍してくれるんです。
もし、上記のような体のケアを目的としてハーブティーを飲む場合、味よりも成分を重視している場合が多く、そうすると、例えば、胃腸や肝臓の強化をしたい!と思った場合、そのハーブの成分はとても苦いものが多かったりします。
飲んでみて苦くてまずい!となってしまうと、ハーブティー嫌い~!と思っちゃいますよね。
何に重点を置いてハーブティーを飲むか、それを明確にしてみるのも良い手だと思います。
でも、やっぱり美味しくないと続かないんですよね^^;
基本のハーブを元に自分の感じる美味しさにブレンドをしてみるのが一番です。
例えば、苦いハーブの成分を取り入れたいという時、それをベースに甘味を加えたり、スッキリした味を加えたり、酸味を加えたり、香りを加えたり。
自分の好みになるようにブレンドしてみましょう。
というと、そのブレンドが面倒だしよくわからない!という声が聞こえてきそうですね。
ブレンドに関しては、またいつか機会があるときにお話したいと思います^^
ハーブティーを美味しく飲むためには、最低限の事として、ハーブの量(ティーパックなら1個)、お湯の量、抽出する時間をきちんと守りましょう。
まずはそこからスタートです。
よく、紅茶のティーパックを1個で何杯も使っている人がいますが、それは紅茶本来の美味しさを引き出せていません。
それと同じように、淹れ方をきちんと守れば本来の味がわかるはずです。
もし、それでも美味しくないと感じるのであれば、そのハーブティーは自分にあったものではないという事かもしれませんね。
質の良いハーブで淹れたハーブティはとても香り高く、味もしっかりしています。
そんなハーブティーをたくさんの人に楽しんで頂きたいですね^^