ハーブを食べる【ジンジャー】

Column

最近は気温も下がってきていよいよ冬!という感じですね。

寒い冬になると、冷えが気になる人も多いと思います。

暖かい服を着ているんだけど、足の先が冷えたり、何か芯から冷えているようで温かくならない。

冷え性の方は辛いですよね。

私も冷え性なので、あれやこれやと試しています。

その中のひとつ。冷えにお勧めのハーブをご紹介したいと思います。

 

今回紹介するのはみなさんも良くご存知の【しょうが(ジンジャー)】です。

ハーブというよりは、食べ物としての認識の方が高いですね。

 

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冬と言えばショウガ!

だいぶ前からブームもあり、ジンジャーの効能を知っている方も多いと思います。

なんとなく、体を温めてくれるものって認識ではないでしょうか。

そんなジンジャーについてちょっとお話しします。

 

ショウガにはスーパーでよく売られている生のショウガと乾燥させたショウガがあります。

ジンジャーは生で摂取するのと、乾燥させて摂取するのとで実は違いがあるのです。

まぁそんなに大きな違いはありませんが、違いがわかっているとこういう時にはこっちかなって使えると思います。

では、まず生のジンジャーについて。

生のジンジャーを生姜(しょうきょう)と言います。

 

☆ 生姜(しょうきょう)の作用は

・冷え性
・吐き気
・消化機能UP
・殺菌
・抹消を温める

 

生姜(しょうきょう)は薬味などに良く使われますよね。

お刺身に生姜(しょうきょう)をのせて食べたりしますが、これって殺菌作用があるので理にかなってるんですよ。

そしてもちろん、消化促進作用もあります。

食欲がないときなどは、この生のしょうがを摩り下ろしてお味噌汁などに入れて飲むと、体も温まるし食欲も出てきますよ。

 

あと、知っている人いるのかなぁ~?

私の祖母が教えてくれたのですが、冬にしもやけになったらボールにお湯ととうがらし、生姜(しょうきょう)をすりおろして足浴する。

これは抹消を温める効果、ですよね♪

おばあちゃんの薬箱、って感じです^^

 

さてお次は乾燥したジンジャー。

生のジンジャーを乾燥させたものを乾姜(かんきょう)と言います。

 

☆ 乾姜(かんきょう)の作用は

・鎮痛
・消炎
・胃の痛み
・腰痛
・内臓を温める(深部体温UP)

 

乾姜(かんきょう)はハーブティなどでよく用いられると思います。

生のジンジャーの辛み成分であるジンゲロール(ジンジャロール)が乾燥させることでショウガオールという成分に変化します。

変化したことで、作用にも変化が現れるんですね。

生姜(しょうきょう)よりも乾姜(かんきょう)の方が消炎、鎮痛作用が強くなります。

ですので、痛みや炎症などの場合は乾姜(かんきょう)をハーブティなどでとると良いですね。

 

生姜(しょうきょう)は「温薬」、乾姜(かんきょう)は「熱薬」とも言われています。

乾姜(かんきょう)の方が体を温める効果は高いそうですよ。

とはいえ、手に入れやすいのは生のしょうが、生姜の方です。

生姜を乾燥させて乾姜にしても良いのですが、冷えの改善に簡単に使用したいのであれば、生のままでもいいと思います。

お鍋に、湯豆腐の薬味に、お味噌汁にちょい足し、などなど。

色々使えます。

紅茶に生姜の絞り汁とハチミツを入れると心も体もぽかぽかになりますよ^^

 

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これからさらに寒くなってきます。

女性は手足の冷えだけでなく、内臓の冷えも気をつけましょう。

腹巻でお腹を温めると免疫UPの効果もありますので、是非お試しください。

ハーブティや食事で、体を温めるものを多くとってポカポカで健康な生活を送りましょうね。

 

 

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